先週、インセプションを観に行ったのだけど、そのキッカケはジョニー・マーが音楽に参加していると聞いたから。
いやあ、映画自体、すげー面白かったです。
で、肝心のジョニー・マーのプレイは、インセプションのプレミアで生演奏をした時の映像をご覧ください。
え? ジョニー・マー、単音しか弾いてない(笑)
なのに、この堂々とした演奏!
もっとすごいのは、紛れもなく、ジョニー・マーの音だってわかること。
うーむ、さすが。
今夜のお供は、小林酒造「鳳凰美田」の発泡生酒。 発泡性の日本酒もなかなか美味しいですよ。こいつを飲みながら、ヴィム・ヴェンダースの ミリオンダラー・ホテルを見る。 お酒と、映画を各1本で、計2本。
UKギターロック・ポップ好きにはツボな小ネタが色々と仕込んである映画です。
The SmithsのThere Is a Light That Never Goes Outで始まった恋が、オスカー・ワイルドの"ドリアングレイの肖像"で終わったり(オスカー・ワイルドはThe Smithsのボーカル、モリッシーのヒーロー)、主人公のTomが着ているTシャツが、Joy Divisionのアンノウン・プレジャーズ のジャケットだったり、ヒロインのSummerが卒業アルバムでBelle & Sebastianの歌詞を引用したり、という調子です。
この映画自体も、劇中に出てくる音楽同様、カレッジチャート路線まっしぐら。 なんか、若い頃を思い出して、赤面しそうな映画でした。