ネットブックで有名になったAcerは、実はスマートフォンも作っておりまして、海外ではHTCやサムスンと並んで評価の高いメーカーです。(残念ながら、日本では売っていませんが。)
そんなわけで、Acer Liquid Metal (別名:Liquid MT or S120)のSIMロックフリー機を入手しました。
スペックは、こんな感じでございます。
- OS:Android 2.2(Froyo)
- CPU:Qualcomm MSM7230-1 800MHz
- GPU:Adreno 205
- ディスプレイ:3.61インチ WVGA(800×480)
- 内蔵メモリ:512MB ROM/512MB RAM
- 外部メモリ:microSDHC (最大32GB)
- カメラ:AF 5Mピクセル(LEDフラッシュ付き)
- 3G: HSDPA 14.4Mbps /HSUPA 2Mbps
- Wi-Fi:IEEE 802.11 b/g/n
- Bluetooth:2.1+EDR, A2DP
- センサー: GPS/A-GPS/電子コンパス/加速度センサー
- バッテリー容量:1500mAh
- サイズ:115 x 63 x 13.55 mm
- 重量:135 g (バッテリー込み)
- 付属品:AC充電器、USBケーブル、ケース、マイク付きヘッドホン、microSD(2GB)
大きさはiPhoneとほぼ同じで、3GS同様エッジが丸い形状なので、それほど厚みを感じません。
CPUは45nmプロセスの第2世代 Snapdragonで、同じCPUを積んでいるNECのMedias(DoCoMo N-04C)とは、仕様もほぼ同じものです。
Quadrant Standardのベンチマークスコアは1064と、Nexus OneやHTC Desireの約2倍、 Galaxy Sより速く、Droid Xより少し遅いという結果になりました。800Mhzといえども、1世代前の1GHz CPUよりも高速なのですね。実際に標準ブラウザ内でFlash 10の動画を再生したところ、第1世代のSnapDragonの4倍高速なGPUのお陰か、かなりスムーズでした。
(※このスコアは、標準OS+付属の低速なSDカードによる結果です。1.5GHz OCカーネル+SDなしであれば、2000越えという噂です。)
バンドルソフトウェアには、MS ExchangeのクライアントになるRoadSyncが付いていました。仕事のメールを読むことが多いので、個人的には大変嬉しいおまけです。
さて、次のエントリーでは、日本語化と設定編に続きます。
※ 本記事は、海外向け携帯電話の国内利用を推奨するものではありません。国際ローミングで利用する場合を除き、「電気通信事業法」及び「電波法」に従い、技術基準適合証明を受けてから利用しましょう。
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