今更ではありますが、SoftbankのDell Streak (001DL)を使ってみたので、レビュー。
(この端末はWillcomの"X PLATE × DELL Streak" という在庫一掃セール的な抱き合わせ商品として入手したものですが、中身は001DLと同一です。)
CPUは初代Snapdragon (QSD8250 1GHz)、久しぶりにFroyoの端末を使いましたが、特にもたつきもなく、利用感は良好です。付属のmicroSDが16GBってのもいいですね。
ちなみにこの端末、タブレットではないのですが、基本、横向きで利用を想定しています。
最初はなんで横向き推奨なのか理由がよくわからず、携帯的に縦向きで使っていたのですが、妙に横向きの方がしっくり来る理由がわかりました。
これ横向きだと、Nintendo DSとかPSPみたいな、携帯ゲーム機をつかってる感覚と似てるんですよね。これは4インチ程度の普通のスマートフォンでは小さすぎ、7インチのタブレットでは大きすぎる感じなんですよね。5インチを横持ちというのは意外に良いことに気が付きました。
さて、例のごとく、Rootでも取ろうか…と思ったのですが、国内端末だけあって日本語フォントに不満もなく、XDAを眺めていてもカスタムROMにもそれほど触手が動くものがなかったので、素で使うかと思ったのですが、この端末、SIM Unlockができるんですよね。
(最近は、DoCoMoでもSIM Unlock対象端末が増えて、これからはSIMフリー端末をわざわざ輸入する理由も減ってくるとは思いますが…。とはいえ、Softbankは相変わらず008Zの1機種のみですね。)
以下の作業は、メーカー保証対象外となりますので、自己責任にてお願いします。私に問い合わせていただいても困ります。
そんな訳で、001DLのSIM Unlockしてみました。
まずアンロックの前提条件ですが、特にありません。Rootも不要です。また、最新のオフィシャルROM、Android 2.2.2 (Build 17957)のままで問題ありません。必要なのはWindows PCのみです。
Dell Streakはソフトウェア的な方法でアンロックできるのですが、無償でやる方法は見つからず、有償のサービスを利用することにしました。(円高の昨今、$29 = 2,200円くらいなんで、まあいいやと。※後日談あり。)
やり方は簡単で、
1. Windows PC上で、Unlock用のソフトウェアをここからダウンロード。
2. 付属のUSBケーブルでPCとDell Streakを接続。
3. dellstreakunlock.exeを実行して、ドライバ等も含めてPCにインストール。
4.ここから先に進むには、レジストレーションコードが必要となりますので、このままにしておきます。
5. このページの一番下にある"Add to cart"から、アンロック用のレジストレーションコードを購入します。クレジットカードか、PayPalにて購入します。(購入時に必要となるIMEIコードは、電話のダイアル画面から"*#06#"と入力すれば、表示されます。)
6. 30分程度で、 レジストレーションコードを含むメールが届きます。
7. 入手したレジストレーションコードをこの画面の一番上の枠に入れて、 Checkボタンを押し、その後、一番下の「Unlock Phone」を押します。
9. Dell Streakのカメラボタンを押したまま、電源ボタンを押します。白い画面になるまで待ちます。(約30秒)
10. 白い画面が表示されたら、右上に「FastBoot」と書かれているところをクリックします。
11. PCの画面上に「Complete」と書かれたポップアップダイアログが表示されたら、成功です。
12. Dell Streakの裏蓋を開け、電池を外して、強制的に電源を落とし、再起動します。
その後、お目当てのSIMカードを入れ、設定の「無線とネットワーク」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」から、APNを登録すれば完了です。
試しに、手持ちのイオンSIMを入れてみたところ、ちゃんと上のようにNTT DoCoMoに繋がりました。ちなみに電波強度もちゃんと表示されますので、使い勝手も良好です!
どーでもいいですけど、緊急地震速報のアイコンが怖いです…。
※後日談。 Unlock 作業後、ブログを書くためにレジストレーションコードの送られてきたメールを良く読んだら、ブログ書いたら$29リファンドしてもらえると書いてあり、ホンマかいなと思ってメールに返信したら本当にリファンドしてもらえました。ラッキー♬