クロスオーバージャズの雄、Kyoto Jazz Massiveの沖野修也さんが、昨夜、渋谷のThe Roomから、世界初の完全合法DJストリーミング中継をustream上で行いました。(勿論、無償です。) 僕も自宅でウィスキーを飲みながら、リアルタイムで、このイベントに参加しました。
24時の中継開始時には300人程度だったオンライン参加者が、25時の終了間際には1600名まで増えました。 (ちなみに、このイベントは録音されていますので、聴き逃した方は、こちらで聞けます。)
今回のイベントでは、参加者の属性がtwitterの平均的ユーザとは異なることもあり、twitter上だけでなく通常のチャット側にも随分多くコメントが流れていたのが特徴的でした。 これまで多くのユーザが、所謂「ダダ漏れ」型お手軽ストリーミングの"スマートフォン(or ハンディカム)+小型マイク"の品質になれてしまっているので、今回のようにちゃんとライン入力されている音声(サウンド)品質が、予想以上に良いことに驚いていたようです。
さて、こういったDJストリーミングですが、今後ポピュラーになっていくのでしょうか? 個人的には、リアルなイベントとは違う形での一体感もあり、是非増えて欲しいと思っています。 しかし、現実的にはなかなか厳しそうです。というのも、面倒な法律の壁があるからです。
今回のイベントに関しては、"著作権管理団体への登録前楽曲のみ"の選曲ということもあり、まったく問題はないのですが、これは普通のDJが簡単にクリアできる条件ではありません。 (このあたりの法的な問題点については、こちらのブログで詳しく考察されています。)
時代の流れとして、近い将来、DJストリーミングが一般的になるとは思いますが、法律の問題である以上、暫く、時間がかかりそうですね。
それまでの間、先駆者としての沖野氏のアクションに、今後も期待しています!
僕も久しぶりにroomに行きます!
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