クリス・アンダーソンの フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略の中で、一般的な貨幣経済では図れない評判経済を定量化した例として、Googleのページランクの話がでていました。
一方、twitter上で(webページの代わりに)ユーザそのものが持つ評判経済の指標とはなんでしょうか?
一番簡単なのは、フォロワー数です。 でも、実際にそのリスト(twittercounter)を見てみると、正しい評判(=ソーシャル上の影響力)を表しているようには見えません。
なぜなら、これはフォロワーの質を考慮せず、均質に扱っているからです。
そこで、フォロワー数にページランクの基本アルゴリズムを持ち込んでみようということで、クリストファー (@kristopher)と、Twitter上のソーシャルグラフを作成する実験を作る際に思いついた手法を実装したのが、Twitter Social Rankです。
要は、フォロワー数(ページランクで言うところの被リンク数)が多ければ良いのではなく、そのフォローしている人自身がどれくらいのフォロワーを持っているのかという要素も評価に加えることで、実際の影響力(=伝搬力)を測ろうという試みです。
Twitterでは、RTや@を使った会話で情報が伝播していくわけですから、フォロワー自身の影響力を加味することはリーズナブルな方法ではないでしょうか?
まだまだ調整の余地はあると思いますが、随分実際の感覚に近づいたのではないでしょうか?
これからtwitterを始める方は、これらの方をフォローすることからはじめると、良いかもしれませんよ。
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