いつものバーのマスターから、「例のもの入荷しました」とのツイートを目にしてしまったので、行ってきました。
その例のものというのは、これ。↓
KilchomanのSingle Cask Release
ここ暫く、Kilchomanが続いておりますが、それだけマニア心をくすぐるネタが多いんですよね。
Kilchoman初のカスクストレングス、ビンテージは例のごとく3年なんですが、1日も違わずに3年というのは、こだわってますねぇ…。
肝心のテイストですが、口切りで飲んだせいもあり、飲み始めはアルコールっぽさが強すぎて、味がわかりにくかったのですが、落ち着くと、3年という若さを感じさせない、例のKilchomanらしい味は健在です。カスクストレングスということもあり、ストレートでは、相当辛め(塩辛いというのではなく、本当に辛い感じ)です。加水しても崩れず、個人的にはTwiceUpあたりで結構楽しめました。
2杯目は、最近ヒットを飛ばしているDistillery CollectionのSCAPA20年。1989年蒸留。
こいつは、自分好みな、柑橘系かつオイリーな優しい味です。まさに上質。
度数を感じさせないので、ストレート or ワンダッシュがおすすめですが、加水するとだれるので、要注意。 ボトルが空く前にもう一杯飲みたいリスト入りです。
ちなみにデザインは、オリジナルのラベルにもある灯台のリアル版でしょうか。島の蒸留所(オークニー諸島)らしいデザインですね。
さて、最後の一杯は、マスターおすすめの秘蔵の一本。
ゴードン&グラハムのBlack Bottle
これ、現行のラベルとは全然違いますよね。どうも、随分古いもののようです。
現在販売しているバージョンは、アイラ島で稼働中の7カ所の蒸留所のモルトが全てミックスされているとのことですが、これはどうなんでしょう?(古いものなので、ポートエレンとかも入ってたりして...。)
ちなみに味なんですが、アイラのみを混ぜたとは全く思えない、マイルドかつ芳醇、オールドラムやブランデーを思わせる"干しぶどう"的な味になっています。
なんだか、伏兵にやられた!という嬉しい誤算でした。
ごちそうさまでした。
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