HTC FlyerがPerm Root化された後、案の定様々なROMがリリースされました。
とはいえ、あまり触手が動くようなROMがリリースされていなかったので見送ってきたのですが、一番人気のFlyHigh ROMがv1.2になり、OCカーネル(1.5GHz → 1.7GHz)を積んできましたので、早速インストールしてみました。
詳細は、XDAの当該スレッドをご覧頂きたいのですが、かいつまんで説明します。
前提条件:
- S-Offされていて、カスタムリカバリーがインストールされていること。
インストール方法:
- まずここからROMをダウンロードし、SDカードにコピーします。
- ボリュームダウン + 電源キーを押しながら起動して、リカバリーを立ち上げます。
- 必要に応じて、現在のROMをバックアップします。
- "wipe data/factory reset" を実行します。
- "install zip from sdcard"メニューから、"choose zip from sdcard" を選択し、FlyHigh ROM のzipファイルを選びます。
- フラッシュが完了したら、リブートします。
以上です。
早速、No-frills CPU Controlを使って1.7GHzにOCしてみたのですが…
殆ど体感できませんでした。
クロックアップは勿論、OSは2.3.4で、CPUのスケジューリングもbrazilianwax (smartass2) governorになってるし、GPUのハードウェアアクセラレーションも有効になっているはずなのに!
試しにQuadrant Standardでベンチを取ってみてもスコアは変わらないか、寧ろ悪いくらいです…。うーん、なんでだろう。
若干挙動不審ではありますが、動作は概ね安定しておりますので、暫く使ってみたいとはおもいますが、どうしたものか。
ちなみに、わかっている不具合としては、
- フロントカメラを使うと天地が逆転してしまいます。(デバイスを逆さにしても、逆さになります。笑)なので、ビデオチャットや自分撮りしたい人は要注意。
- PCとUSB接続しても、外部ディスクとして認識しない。
※9/1加筆:パッチが提供され、このバグは修正されました!
そんな訳で、あまりメリットを感じることもないので、FlyHigh 1.2のインストールは、現状オススメいたしません。
とはいえ、現状もっともアクティブなROMなので、今後に期待したいです!
以上、人柱報告でした。