HTC Flyerは基本的には電話として使えない(実はRootを取っていれば、build.propをいぢると電話機能が出現するのですが!)ので、データ専用端末として運用するのが普通だと思います。
というわけで、買ってきました。b-mobileのイオン専用プラン。ドコモ回線が月額980円の定額でつかえる奴です。
980円のプランは、上り下りが100kbpsとひと昔前のPHSの通信速度なのですが、ドコモ網の広いカバレージがともかく安く使えるのが売り。ちなみにイオン店頭でしか買えないのですが、在庫があれば5分で使えるようになる、お気軽SIMであります。
というわけで、実際に色々なアプリで使ってみました。
- メール:特に大きな添付ファイルがなければ、全く問題なし。
- Web(標準ブラウザ):こちらも画像が大量にあるサイトでなければ、我慢できる範囲です。理由は、Webアクセラレータ(画像圧縮プロキシサーバ)が強制的に適用されているからです。(その結果、画質は悪くなります。)
- Twitter/Facebookクライアント:十分実用レベルです。
- 動画(YouTube):全く使い物になりません。素直に諦めましょう。
- チャット(Google Talk):少々ログイン時に時間がかかりますが、接続後は全く問題ないです。
- VoIP:ブチブチ切れて、使い物になりません。素直に諦めましょう。
- Google Map: 意外にも実用範囲。(さすがにナビ機能は厳しいですが。)
980円SIMを常用で使うのは現実的ではありませんが、自宅や職場ではWiFi、外出時に補助的に利用するのであれば、結構、使えると思います。
- 外出先ではメールやソーシャルメディアの利用に割り切る。
- ちょっとした調べ物(Web/Map)は、ちょっと我慢すれば十分利用可能。
- ニュースや天気予報等は、定期的に巡回更新させておく。
- 家族や友人とのリアルタイムコミュニケーションには、チャット系アプリで対応。
ちなみに、Flyer(だけでなく大抵のAndroid端末)でb-mobileのSIMを使うと、電波強度が表示されないという問題があります。せめて圏内か圏外くらいは判らないと困るのですが、そこはアプリをインストールすれば解決です。(私はaDataConMonという無料のアプリを入れています。有料なら電波強度も判るアプリがあります。)
いつでも解約できますので、とりあえず、暫く使ってみたいと思います。